かあいがもん「お父さんの日記」

早いもので長男は29歳、次男は21歳になりました。

どうしよう、本当にマズい事になって来た

四十二歳にて大検(高卒認定試験)を受けようとしてるのだが、勉強が全くはかどらない。

 

Completely 

 

 

参考書に向かって勉強を始めようとすると、まぶたに重りが付いたのかと思うぐらい目が参考書を見ることを拒絶する。

 

数式や英単語を覚えようと紙に何度も書いていると、無意識に、全然似てないドラゴンボールベジータの落書きを書き始めてしまったりする。

 

これではマズいと思い、頭が健やかに冴えている朝に勉強をしようとニ時間ほど早起きを試みるが、いざ参考書に向かうとラリホーでもかけられたのかと言うぐらい眠くなり、早く起きた二時間を速攻で消費する。

 

試験は八月というのに超絶マズい事になってる。

 

 

こんな日記を書いてるがあるなら勉強しろよと思うのだけど、何故ここまで自分が勉強が出来ないのかわからないので自分と向き合うためにもあえて日記を書こうと思う。

 

 

最後に勉強していた時はいつだろう。

 

小学一年から二年は間違いなく勉強はしていたし、むしろ得意だったと思う、問題は多分三年生ぐらいから始まった気がする。

 

小学生三年生ぐらいからだっただろうか、確かその辺りから不登校気味になった。

 

 

不登校気味になった理由として思い当たるものは、当時、学級会で「かあいくんは親のお金を盗んで学校の帰り道でよく駄菓子を買食いをしています」とか「かあいくんはちんちんをだして走り回ってます」みたいな事を、数ヶ月に一回のペースでクラスの誰かが問題提起をしてクラスの皆んなでワイワイと話し合いというのがあった。

 

 

「そんなくだらん事を1時間も話し合うんじゃねぇよ」とか「俺だけじゃねえし、駄菓子を一緒に食った奴が言うんじゃねえよ」とか思いながらも黙って我慢していたのですが、先生が「なんでそんな事をするんですか?」と参戦した事で超絶先生の事を嫌いになってしまい、そこからわたくしが【先生=敵】みたいな考えに完全になってにしまい勉強が嫌いになりました。

 

そこから、反抗という反抗で宿題をやらなくなったり、そこから学校に行かなくなったりして勉強から離れて来た様に自分の主観では思います。

 

ちなみに、今書いてるのは当時の心境でして、本当にその当時の先生にはご迷惑をおかけしました、この場を借りて心よりお詫び申し上げます。

 

 

で、そんなこんなで不登校気味になったわたくしに八歳上の勉強大好きな兄が「お前、学校行かないなら劇団でも入れば」というのと、母親が「学校行かないなら家の仕事でもなんでも働きなさい」と言われたのがキッカケで児童劇団に入る事になり、これが更に勉強をやらない口実になりました。

 

劇団に入ると初めはエキストラだったり観覧の人、バラエティーの実験台みたいな事(当時、風雲たけし城という今でいうSASUKEみたいなバラエティーがあり、キノコでポンというアトラクションに子供が安全に出来るか)とかいったお仕事がちょくちょくあり、学校の先生に「仕事なんで」と言って学校を休み勉強を完全放棄してました。

 

「勉強は仕事する為にするんだろうけど、俺はもう自分で稼いで駄菓子だって自分の金で買えるんだぜ」

 

と、高い劇団の入学金を親に出してもらった事を知らないバキャなわたくしは意気揚々にしていたので、クラスの皆さんから鬱陶しがられていたのは言うまでもありません。

 

そんなこんなで勉強しないで中学二年生になりましたが、あまりにも鳴かず飛ばずだったので、そろそろ劇団やめて勉強すっかなと思い始めていたら「天までとどけ」という昼の連続ドラマのレギュラーに抜擢されました。

 

 

そこで、わたくしは

 

「君は勉強しなくてもいいんだよ」

 

神様がお告げをくれたのだと思い、更に勉強を放棄して、そのまま高校受験ではなく、ほぼ試験のない劇団の専門学校に進みました。

 

まぁ、その劇団の専門学校も即座に辞めてしまうのですがそれは置いておきまして、ザックリ話すとこんな感じで勉強から離れて行き、四十二歳まで来てしまったんですね。

 

 

おおよそ十歳から三十年間は勉強を放棄していたので当然ながら、いざ学校の勉強に取り組もうと思っても身体が拒絶してしまうんですな。

 

 

うーむ、これでは本当にマズい。

 

どうするか。頭にニンジンでもぶら下げるか。

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 しかし勉強が小学生レベルで止まっているのに、何で四十二歳まで何事も無く生きてこれたんだろう。

 

まぁ、頭が悪すぎて問題に気付かないというのは置いておいたとしても、これはこれで検証してみる価値はあると思う。

 

よし、考えてみよう。