リビングの椅子でランニングと短パン姿で漫画を読みながら口にパピコをくわえた次男が言いました。
「パパ、僕は夏休みの宿題はやらない」と。
次男が夏休みの終盤に夏休みの宿題を放棄した。
中一の夏休みの時はバタバタしながらも九割ぐらい終わらせていったのに、今年には開き直ったかのごとく見事に全く手を付けていなかった。
ウチの子じゃなかったら「夏休みの宿題放棄ってあり得ないわ、ホント、そんな親の顔が見てみたいわぁ、オホホほ。」とか言ってみたい所ですが、残念ながらウチの子なんですねぇ。
グハッ!
いや、勿論親として「なぁ、夏休みの宿題っつうのは、早めに終わらせると楽だよ、終わらせてしまえば後は遊ぶだけだからね、エンジョイエンジョイだよ、宿題を終わらせてヒャッホーイって夏休みを!」
と、夏休み始まって一週間ぐらいまではわたくしも毎日言っておりました。
で、次男も
「うん、そうだねぇ、もう少ししたらやろうと思う」
と、言っていたんですがね、それがいつの間にか夏休み終わりになってこんな事を言うなんて、、、反抗期かヤケになったか、まぁ、よくある話なんでしょうけどねぇ。
で、何故ゆえに次男がそのような事をサラリと言うのか、なんの意図があってそのような事を余裕で言うのか聞きましたら
「パパは昔、夏休みの宿題をやった?」
と。
そう来たか、、、、そうだよね、そうだよね、確かに自分がやって無い事や出来ない事を自分の息子にやらせたり期待するのは親として問題があるかもねぇ、いい所をついてくるじゃぁないか、父さんは夏休みの宿題はキャンプファイアで燃やしてその周りでマイムマイムを踊るモノだと思って中学生時代を過ごしてきましたよ。というか夏休みの宿題ちゃんとやった事ねぇし、、、などなど、わたくしの心は動揺しながらも
「いいか、君たち学生は学校に行き勉強する事が仕事みたいなものなんだ。社会に出たら締め切りだったりノルマだったり、提出しなきゃいけない約束事が沢山あるから、それの予備練習みたいなモノだと思う。だから夏休みの宿題は提出するべきだと思う。やらないと超絶に先生に怒られると思うし。お兄ちゃんもちゃんとやってたよ中二までは。父さんは夏休みの宿題をちゃんと提出した事がないけど、、、今は反省してる、、、とても、、君たちには父さんみたいになってほしくないんだ、、、」
という感じでもっともらしい事を言ってみたのだが、次男はガシガシとパピコをかじりながら
「でも、学校が仕事って言っても給料でないじゃん、仕事だったら僕はちゃんとやるもん」 と。
なんざんしょ屁理屈ばっかりで、ホント親の顔が見てみたいわ! グハッ!
いやいや、社会に出る前の予備練習はむしろお金を払って学ぶべきだろ、、、などなど、、説教する材料はモリモリ盛りだくさん頭に浮かんだのだが、おそらくわたくしが論破してもやらなそうなので、
「じゃ、先生に怒られてる事になっても自己責任でね。次の三者面談では父さん隣で幽体離脱してるからね。でも、、、でももしも宿題したくなって勉強でわからない事があったら父さんの周りにはに頭がいい人沢山いるから父さんと一緒に教えてもらおうね」
という感じの事を伝えた。
が、夏休みの宿題をどうしたのかは次男と未だにそれについて話をして無いのでわから無い。
まぁ「学校超ダルぃぃ」と、文句を言いながらも元気に学校行ってる所をみると、なんとかなってるのだろう、、、ぅん、なっとかなってて欲しい、、、。
しかし、よくよく考えると親なのに子供に勉強教えてあげられ無いってまずいよなぁ、、、最近の中学生の問題とかチンプンカンプンだし、、、Xがどうのこうのとか、プラスマイナスとか全くわから無いし、、、、考えると自分の学校の勉強の出来なさ加減に悲しくなるわ。
カミサマドウカワタクシノアタマヲヨクシテクダサイ
自分の事を思い出すと、確か中二の夏休みぐらいからだったかヒドかった気がするなぁ。
それに比べれば、、、、。
もう、今のコンプライアンス的に厳しい時代には口が裂けても言えないような感じだったような。
どうしても、まぁ、どうしても、まぁどぅぅしてもそこに興味ある方はこちらの本で。