数日前に「築50年(10坪)の家をリフォームすると幾らかかるのか」という日記を書いたら、1日のアクセス数が47万を超えていた。
ア◯ブロなどで旬な芸能人がブログを書いてニュースになったりするのであればまだ理解できるのだけれども、はてなブログさんで地味に日記を書いているわたくしに、こんな事が訪れようとは夢にも思わなかった。
もういっその事、アメ◯ロさんで自分の自撮りを出したり「今日はこれを食べました!」とか、やたら絵文字とスペースを多用した記事を書いても今の自分なら需要があるんじゃねぇか?アイドル時代が再来か?などなど一瞬調子に乗ってしまいましたが、よくよくインターネットで調べると
「記事を書き続けているとたまにバズる事がある」
と、書かれていたので、とりあえずコサックダンスをしたくなるような嬉しい気持ちを抑えて、何故自分の書いたリフォームの記事が沢山の方々に読まれる事になったのかを自分なりに考えてみようと思います。
こちらが問題の記事↓
とりわけ変わった事を書いたつもりはないのですがコメントを読ませて頂くと「オチにビックリした」という事が多くありました。
まぁ確かに、リフォーム屋さんとこの様な展開になる事は珍しいでしょうからインパクトが強かったのかもしれません。
しかしインパクトで言えば、過去の記事にも「これは凄げぇインパクトある話だぞ」と自分的には思っているモノが沢山あったと思うのですが、ブックマークはおろかシェアもされる事はほぼありませんでした。
となると「話のオチ」だけでのバズりではないように思うのです。(最近、バズる、という言葉を覚えました、ネットではよく使われるようですね)
他の考えられる要因を探してみましょう。
他のコメントも読ませて頂きますと「文章がわかりやすい」や「文章が面白い」と、言って頂いてるのもありました。
「自分がおじいちゃんになってから読んでも楽しい日記にしよう」と思って書いておりましたので、もしかしたらそれが良かったのかもしれません。
そしてここで自分の中で確信したのは「多くの人に読んで貰える文章を書くのは小学生までの勉強でも出来るんだな」という事です。
わたくしの文章を読んで頂けるとわかると思いますが、おそらく小学生までに習ってる言葉だけで構成されているかと思います。
なんせ小学生三年ぐらいから不登校気味でしたし、学校で習う勉強という勉強は早い段階で放棄してしまいましたから国語的なモノは全くわかりません。
難しい本は未だに読めませんし、新聞などで政治の事を知ろうとしても理解する事がとても困難です。
ただ、お芝居の仕事をさせて頂いているので沢山の台本は読みますので、もしかしたらそれが良かったのではないかと思います。
どういう事かと言いますと、テレビドラマなどはやはり沢山の方々に向けて作られているので台本の多くはとてもわかりやすいモノになっている気がします。(中には超絶難しいのもありますが)
そして、どの様な展開にすれば沢山の視聴者に伝わって楽しんで貰えるかを、真剣に作品を作る人は考え悩んでおります。
そういった作品に多く携わる事が出来たので「人に伝えるとはどういう事なのか」や「伝える、と伝わるの違い」という事を常日頃から考えるようになったのも、今のわたくしの文章に反映されているのかもしれません。
そして、自分の中で知ってる言葉は多くはないので使う言葉のチョイスにも気を配るようにしております。
例えば「それは勘違いです」と言おうとした時、わたくしは「それは捉え違いです」という言い方を使います。
「勘違い」も「捉え違い」どちらも同じ様な意味だとおもうのですが、「勘違い」と言ってしまうと、その人の勘が良くないという何か潜在的なモノまで否定している様なニュアンスになるかと思うのです。
一方「捉え違い」は、その人はいくつかの事を想像出来て全て理解しているのだろうけど、自分の考えるモノとは異なるチョイスをされた、なのでその人の人格を否定しているニュアンスにはならない様に思うのです。
これはあくまで例の一つで、伝わるかわかりませんが、こう言った簡単な言葉でも使いわけ方によっては絶大な効果を発揮する事が多くあるので、そう言った事も考えて日記を書いていると思います。
誰にでも理解される言葉をいかに効果的に使うかが「伝わる」という事に関しては大切なのでは、と。
あれ、俺またとてつもなくすげぇいい事言ってんじゃね?
あ、失礼、話が少しそれた上に自画自賛でした。
もう、自分が大好きでして。アハッ。
自分で自分の事を褒めなかったら誰が褒めてくれるのさぁぁぁぁぁああ!
失礼とりみだしました。
で、話を戻しまして「面白い文章」や「わかりやすい文章」というのがバズるきっかけになったのか?と言われれば、三年前から書く事は変わってないので、バズる要素の一つだったと考えられるぐらいだろう。
では、リフォームの話が良かったのか?いやいや、リフォームの事を記事にしている方は沢山おりますが、それほどアクセス数が上がっている様には見えない。
それにリフォーム費用が安かったか?と言われれば坪単価は50万だったので金額的には決して安いとは言い難い。しかし、自分達の満足度がそれを上回っていたから「値段以上のリフォームの満足度は珍しい」というのもあるかもしれない。
もしかしたら、リフォームはリフォームでも築50年の家をリフォームした事と、10坪と言う事と、それが幾らかかって、リフォームのやり方によっての金額の違いまでわかりやすく記載した事が多くの方の興味を引いたのかもしれない。
古くなって壊すに壊せない空き家問題とかも多くあるそうですし。
考えれば考えるほど、どの要素が一番バズった要素がなのかわからなくなる。
わたくしの事は知らない方が多いので「有名人だからだろボケ!」とはなりませんからね。
まぁ、リフォームの記事がわかりやくす、斬新なオチがあった。で、「これ、かあいがもんが書いてるのか?」という、わかる人にはわかり二度ビックリになって拡散されたのかもしれないですね。
あとは、拡散力のある方々のお力かと。
というわけで、結論。
運が良かったのだろう。
わたくしはとても運が良い事が今回の件でよくわかった。
お付き合い頂きありがとうございます。