かあいがもん「お父さんの日記」

男の子二人の父親が日々の悶々を綴ってます。

息子2人が実家を出て二人暮らしを始めた。

先月の初めから長男(23歳)次男(16歳)が二人が実家を出て二人暮らしを始めた。

 

高校進学を頑なに拒絶した次男は2年前から

 

「早く一人暮らししたい!一人暮らしの苦労を味わってみたい、ゲームをフリーダムにやるんだ」

 

などなど若さ故の発言を連発しており、その為のお金も準備していた様で、中学出たら一人暮らしをすると心に決めていた。

 

そんな次男に対してわたくしが

 

「君がいくら一人暮らしをしたいと言っても、未成年だから何を言っても色々と親の許可が必要なんだよ、親の許可が。もぅ少しばかり大きくなってからでも」

 

と、言っても

 

「父さんだって14、5歳から一人暮らししてたんでしょ?いいじゃん」

 

と、返してくる。

 

はぁぁぁあ?16歳のこわっぱが何を偉そうに父親に意見しようとしてるんだ?なんでダメかって?まぁ、そりゃあれだ、仕事柄、万が一自分の子供が何かやらかしたら父さん世間からフルボッコになるし、仕事が超絶危うくなるんだよ、ただでさえオメェが高校進学しなかっただけで、蛙の子は蛙と周りから言われてしまうんだからたまったもんじゃねぇのよ。軽い気持ちで「家族全員ニートになるかも」的な事をブログで書いたら面白がってくれる人ばかりじゃねぇのよ。ただでさえ頭のネジが飛んだ親だと思われてんのよ。しかも昨今の世はちょっとした炎上でも中途半端なボッコじゃねぇからな、マジで怖ぇの。だから父さん世間体が大事なのよ、世間体マジ卍、世間体が命。世間体ウェーイ!なの。こう見えて父さんのメンタルは豆腐だからな。誰に謝ってんだかわかんねぇ謝罪会見とかマジ無理だからな。それにな、父さん今の42歳までまあまあ一般的な生き方から外れてしまって結構な荒波で生きて来たし、住宅ローンが終わってもうそろそろ、もうそろそろ当たり障りのない静かで穏やかで緩やかな人生もいいかな、と思ってんだよ、そんな中で16歳を一人暮らしさせて万が一何かあったら父さんの理想の人生が木っ端みじんにブッ壊れちまうかもしれねぇんだYO!

 

と、心の底に眠る黒い本音を言いたかったのだけど、グッとこらえ

 

「まぁ、遅かれ早かれ一人暮らしはするんだろうし、高校に進学しないで学校の勉強もする気が微塵も、これっぽっちもないのなら自分の稼ぎで生活する経験を身をもってしてくださいな」

 

と、まぁ最終的に私は次男の一人暮らしを許可する事にした。

 

とてもとても悩む所ではあったけれど、なるべく早く親の価値観から離れ自分で考えて生きて行って欲しい、という思いもあったので許可をした。

 

一人暮らしを始めると毎月の生活費を稼がなくてはいけないのでゲーム三昧でウェーイ!という訳にはいかないだろうし、今のままでは、色んな事にブチ当たるだろうなぁと、思いつつ。

 

 

とにかく親として心配なのはご飯をちゃんと食べてるかだけだなんですけどね。

 

あとは、自分が大丈夫だったから次男も何とかなるんじゃないかと。

 

それと、わたくしもそろそろ子離れ準備しなきゃと。

 

 

そんなこんなの親の心配を長男に話したら

 

「まぁ、あいつが自分でちゃんと栄養のあるご飯とか作らなかったりしたら俺がご飯を作りに行ってもいいし、大丈夫じゃない」

 

と、頼りになる事をサラリと言ってくれた。

 

ふむふむ、本当に長男は長男らしく育ったなぁ、と思うわけございます。

 

しかし、わたくし、ふと思ったのです。

 

ふと。

 

あれ?23歳の長男が実家にいて、16歳の次男が一人暮らしっておかしくね?と。

 

役者を目指していた長男は、最近は作品を作る方に興味を持ち現在は勉強しているそうなのだが、言い回しを現実的にすると、23歳フリーターで実家暮らし。

 

 

23歳フリーター、実家暮らし。

 

 

 

次男が一人暮らしと聞いて、どの様に思っているのだろうと。

 

 

で、長男に聞いてみた。

 

 

「なぁなぁ、そう言えば君は一人暮らしをしたいと思わないのかい?」

 

と、私が聞くと

 

「一人暮らしはしたいとは常に思ってるよ、でも実家にいた方がお金も時間もやりたい事に使えるからなぁ、今は無理にでもしたいとは思わない

 

と、相変わらずフワフワしてる感じの答えが返ってきた。

 

いやいや、君は大学に行かないで好きな事をして充分に自由な時間を数年は満喫して来ただろうに、、、こんなスーパーフリーダムな環境なかなかねぇんだからそろそろ結果にコミットしておくれ、と、心の中でツッコミを入れつつ

 

「なぁ、次男と二人暮らししてみたらどうだ?」

 

と、私は提案した。

 

「ええ⁈」

 

と、長男は引きつった顔になったが暫く黙ったのち

 

「まぁ、アイツ(次男)がいいなら、、」

 

と。

 

 

後日、次男に聞いたら

 

 

「ええぇ!?兄貴と?うーん、そうなんだよな一人暮らしするとご飯が自動で出てこないのが難点なんだよなぁ、マジで一人分作るの超絶面倒だし、兄貴がご飯を作ってくれるならアリだな、兄貴の作るご飯美味いし」

 

と、完全に上から目線の答えと共にまんざらでも無い感じの答えが返ってきた。

 

 

そうだった、こんな良い組み合わせに何故気がつかなかったのだろう。

 

次男は洗濯とか掃除を割と小まめにするが、長男は洗濯や掃除はややズボラで限界にきてまとめてするタイプ

 

次男はご飯を自分で作るのをとても面倒くさがるが長男はご飯を作るのが苦にならず人に振る舞うのが好きなタイプ。

 

次男は甘え上手、長男は世話好き。

 

これ、完璧な組み合わせじゃね?

 

そして、石橋を叩いて渡らない長男と、石橋を渡っても渡らなくても良いと思っている次男という性格が二人暮らしするとどの様なコラボが生まれ、お互いにどの様な影響がでるのか興味深い。

 

いきなり一人暮らしよりも、これは良いのではないか。

 

早速、家族会議。

 

 

長男

 

「部屋はそんな広くないだろうから、夜中にパソコンゲームでカタカタうるさいのはやめてくれよ」

 

と、言うと

 

「大丈夫だって、マジ任せろ」

 

と、次男は全く信用出来なそうな笑みを浮かべながら何回も首を縦に振っていた。

 

「掃除と洗濯は僕がやるから、兄貴はマジで飯をお願い」

 

「いない時は作り置きしてやるからちゃんと食えよ」

 

そんな二人のやりとりを見ていたらとても楽しそうに見えた。

 

 

全くもって何故だかわからないけど、この二人ならなんとかやっていけるんじゃないかと思った。

 

 

どれくらいの家賃にするか、万が一喧嘩して一人暮らしになっても払える家賃はどれぐらいか、現実的にかかる二人暮らしの費用などを細かく話し合って決めた。

 

 

その後、物件探しは少し難航したけれど、あれよあれよというまに二人暮らしが始まった。

 

 

さて、どうなるか。

 

つづく。

 

次回「潜入、息子の二人暮らし」

 

お楽しみに!