悩んでいる。
42歳の後厄も終わり、清々しく年も明けたというのに、とっても悩んでいる。
大学受験をどうしようか悩んでる。
いきなり42歳が大学受験をしようか悩んでる、といわれても事情を知らない人からしたら、何のこっちゃ、となるので説明させて貰うと、中卒で学歴が止まってるわたくしは去年の初めに高卒認定試験(大検)を受験する事を決意し、何とか合格証明書を手にする事が出来た。
この高卒認定試験に合格すると高校卒業した人と同等以上の学力があると認定され、大学や短大、専門学校を受験をしたり、いくつかの国家試験を受ける事が出来たりする。
高校中退したりで中卒だった人が、この高卒認定試験に合格して大学に進学する事が出来るのたが、大学などに進学しなければ最終学歴は中卒となる。
つまりのところ、高卒認定試験は高卒の資格にはならない。
普通に考えたら、高校にキチンと行ってる人と高卒認定試験が同じ扱いだと、高校にキチンと通って卒業している人からすれば「ふざけんなゴォラぁ」と間違いなくなるだろうから当然と言えば当然ですな。
自分がこの高卒認定試験を受けた理由は、次男(15歳)が高校進学したくないと言い出したので、「高校ぐらいは」と、言おうにも、中卒で楽しく生きてる親では全く説得力が無いし「父さんは勉強か出来ないんじゃない、やらなかっただけだ、やらなかっただけ」と言う事を証明したかったので思い切って受験した。
父親として、自分が経験してこなかった世界を拒否する姿を見せたくなかった、という思いも少々ありつつ。少々。
詳しくは、過去のブログに書いております
そして、合格した。
で、せっかく高卒認定試験を合格したんだから、今度はそのノリで今度は自分の学歴を塗り替えてみようと大学受験を考えたのであります。
正確には、考えて、いた。
数ヶ月前までは。
しかし、実際にどこに大学受験しようか色々調べて進めていたらブチ当たったのであります。
2つのの問題に。
まず1つは学費。
自分が何となく考えていた私立大学に4年で卒業と想定して計算すると、学費や諸々で約700万円ぐらい。
いえ、学費が捻出か出来る出来ないの話ではございませんよ。
42歳ですからね、親が学費を出してくれる訳ではございません、自分で自分の学費を出す訳です。
しかしながら、42歳にもなって社会に出たり事業を起こしてみたりと色々と経験すると、自分に使う金額としては4年間でとはいえ700万円とてもとても重いのです。(国立だともっと低いのですけど)
自分が10代の時なら考えなかったでしょう。
親が出してくれたらいいんじゃね?と。
いや、単純に考えて自己投資とはいえ42歳の自分の為に700万を使うってなると悩むと思うのですよ。
今の自分への投資案件としてこれは最良なのだろうか、と。
それより700万仮想通貨にブチ込んだ方がいいんじゃないか、と。(2018年のビットコインは100万前後で大きく動いている)
自分の息子が「勉強したい」と大学に行くという話ならいざ知らず、42歳の自分が大学に何となく行く、となるとちょっと考えてしまうんですよねぇ。
私は10代じゃないからなぁ、と。
よくよく考えると、とりわけ今の自分は学歴がどうしても欲しい訳ではなく、あったらどうなるのだろうぐらいの好奇心ですし、興味ある勉強は英語と量子力学ぐらいなので、勉強するにしても今の自分に高い学費を払ってまで大学で勉強した方がいいのか、考えてしまうのです。はたして今なのかと。
それに大学のサークルとか間違いなく楽しそうだからそちらを楽しんでしまう可能性が高い。
そして、42歳が無理をした受験勉強の反動を考えると、限りなく高い。
もし新歓コンパに誘われたら間違いなく喜んで参加するだろう。
42歳が自分の子供と同じぐらいの学生と楽しめるかは未知数だがおそらく、おそらく楽しめる。
「ウェーイwww!乾杯!ウェーイ!」
と、楽しめる。
学生だけど「お父さん」とか「先生」とかの愛称で呼ばれたりするんじゃないかと想像を膨らますと楽しそうだ。
「お父さんウェーイ!42歳ウェーイ!ww」
そして学生さんよりきっとそれなりに遊ぶマネーも持ってるだろうから色んな所に誘ってもらえるかも知れない。
「お父さん何処でも行くよウェーイ!ww」
もしかしたら、まかり間違って女子大生にモテモテになるかもしれない。
「ウェーイ!モテモテ!ウェーイww」
そしていつのまにか4年間、約35000時間という膨大な時間をウェーイな遊びで終えてしまう気がする。
ほぼほぼ間違い無いだろう。
まぁ、一般的な大学生活と42歳の大学生活では楽しさは違う可能性があるし、700万で貴重な体験ができるのならそれで面白いかもしれないけど。
遊んでいても自分で学費出してるから親も悲しまないだろうし。
いや、息子達は悲しむかもしれないな「父さんが女子大生とコンパばっかりしてウェーイwwって言うようになった」と。
いや、話はだいぶズレましたが、まとめると自分で大学の学費を出すとなると色々考えてしまうって話です。
多分、学費以上に遊ぶお金がかかりそうだし。
そしてもう一の問題は、一体自分は大学に入る為にどれぐらいの時間を費やすのだろうという事です。
いえね、何かで2018年の大学の世界ランキング見てたら日本の最高峰の大学の東京大学で46位だったんですよ。(信用出来るものか不明)
どんな基準でランキング決めてるのか分かりませんが、日本の一番が世界では46位だって事に衝撃を受けたわけです。
そして、有名な私立大学でも世界では100位にもなれないと。
じゃぁ、自分の今の学力で何となく行ける大学は世界では何位になるんだろうと考えたら、もう完全なる圏外な訳です。
自分の世界を広げる為に大学に入っても、もうグローバルにもなれなのではないかという。
いやいや、オメェは日本で上位の大学にも入れる頭も無いのに大学世界ランキング云々とか言ってんじゃねぇよ、って話なんですけどね。
アハッ。
それでも何となく行こうと考えてる大学に行くとしても、高卒認定試験の勉強とは比べ物にならないぐらいの勉強量が必要になりますから、42歳が大学に入る為に費やす時間はどれぐらいか考えると、これもまた結構な、いや、それなりの大学だと相当膨大な時間になるのでは無いか思うのです。
で、現時点での頭の中にある結論としては
42歳が何となく大学に行くのはマズそうだ。
と、いうわけで、大学の学費の一部を仮想通貨にブチ込みながら勉強しつつ、もう来年までもう少し悩もうかと思います。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。