かあいがもん「お父さんの日記」

早いもので長男は29歳、次男は21歳になりました。

割合

  1. 9800円の25%引きはいくらでしょうか。

「パパ、これ全くわからなからやらなくていい?」

今日も朝から夏休みの宿題と格闘していた次男がうなだれながら言ってきた。

「どれどれ、あー、割合の問題ね、これは父さん的には、社会に出てから一番大事な計算だと思うよ。例えば、買い物する時の割引の計算や、住宅ローンの利息も年何%とか、電気屋さんででポイント還元があったりするし、あと世の中には「トイチ」と言う一見可愛らしい言葉で、十日で借りたお金の一割利息が上乗せされる恐ろしいモノがあるらしく、お金に困った時、こういう割合がわからないと地獄にまっしぐららしいし、芸能界とか事務所と契約する場合、やっぱりお金の分配はパーセンテージを使うからこういう時にも大事だったりするんだな。父さん昔は割合とか全くわからなくて何でもハイハイと言ってたから事務所にとってはカモがネギしょってやって来たみたいな感じだったからねぇ。むしろ父さんの場合、鍋もコンロもフルセットしょって来たカモかもしれないねぇ、だから割合ってしっかり勉強しておいた方が良いと思うわ。まぁ、痛い思いをして勉強するのも一つの方法だと思うけど、父さんは進めないなぁ」

などなど、割合の大切さを説いたら

「わかった、頑張るよぅ」

と。

わたくしが夜、仕事から帰って来たら、長男が教えてくれていたみたいで、算数プリントは75%ぐらい終わらせてありました。