かあいがもん「お父さんの日記」

早いもので長男は29歳、次男は21歳になりました。

なんで駄目なのか

「ねぇ、パパ、なんで人を殺すのっていけない事なの」

と、次男が聞いてくる。

「あー、そりゃ、あれだ、君はアニメかなんかのセリフで、平和な時に人を殺すと犯罪になるけど戦争の時に殺すと英雄になる、みたいな所からそんな風に思ったのかもしれ無いが、もし、人を殺すのが許されたとして、誰かが憎いから殺したとしたら、その殺された側の親や子供がが恨んで復讐しに殺しに来る、で、殺されたんなら殺し返そうって、同じ事繰り返したら極論、人間いなくなるだろ、人間が少なくなっていって一人になったら生きていけないからじゃないかな。あとは人は人を生き返らせる事が出来ないし。っていうか、自分が殺されたく無いなら殺しちゃ駄目なんじゃね。むしろ人を殺していい理由があるなら聞いてみたいね。まぁ、万が一、いや億が一わたくしの目の前で君が理由もなく誰かに殺されたら、その殺した人をブッ殺したい気持ちにはなるけど」

次男が聞いてくる。

「なんで、ドラッグは駄目なの」

「そりゃ、あれか、マリファナとか合法の国に行って法律がゆるい所ではやっていいとか思ってるなら、多分ちがうね。 日本人である以上日本の法律を順守しなければいけないし、細かく言ったら駄目な物は駄目だからね。あとは父さんはやったことないからわからないけど、ヤバいのになるとラリラリパッパで幻覚見えるらしいし、身体にかなりの負担になって、更にはやめるにやめられなくなって廃人になるらしいよ。やるなら人間やめる覚悟がないとねぇ。人が作った物でしか幸せや快楽を感じなくなるっていうのもどうなんだかって思うし、っていうか父さん悲しませたら駄目だろ

次男が聞いてくる。

「なんで学校に行って勉強しなきゃ駄目なの」

「それは父さんもわからない。君が学校の勉強が超絶嫌いなのは、わたくしの子供だから納得だが、大人になって色んな学校がある事を知ると、ぁあこんな学校だったら父さんも学校が好きになってたかも、って思う事もあるし、素敵な先生がいると、こういう先生ばかりだと学校も楽しい所になっただろうなぁと思う事もある。あくまでも父さんの好き嫌いなんだけど。何の為に勉強するかを納得出来ない上に闇雲に勉強をさせられても、はたしてそれが人生にどれだけ役に立つのか疑問になっちゃうだろうし、まぁ、それは先生ではなく親が説明出来ないといけない気もするんだけどねぇ。大人になって自分のやりたい事があると、その分野に関して勉強が必要となるのも事実で、そうなった時の予備練習なのかもねぇ。とにかくわからない。ただ、親になって思うのは、子供が小学校に上がると給食も食べさせてもらえる上に勉強まで教えてくれる学校はありがたいと思うのよ、ホントに感謝感謝感激。父さんじゃ勉強教えるの出来ないもの。栄養バランス考えた昼ご飯も大変だし。あ、話は変わるけど父さん昔、家庭科の授業だけはホントなんとかして欲しかったのよねぇ、自分が好きではない料理を作るのは超絶苦痛だったから。好きな料理を研究する授業だったら家庭科の先生とももっと穏便にやれた気がするんたよなぁ。まぁ、父さんの好きな料理はお蕎麦だったりするから、無理だろうけど。でも独身になったら裁縫だけはもっと勉強しておけばよかったって思ったよ。運動会のゼッケンとかどう付けれはよいかマジ困ったから、ホント、何を勉強しておけば良かったなんてわからないもんだねぇ。」

などなど。

もし、子供が聞いてきたらなんて答えようかシュミレーションしてしてみた。

いざ考えてみると、意外と子供を納得させる事が出来ないであろう答えしか浮かばない。

はぁぁぁぁあ、、、。

子供電話相談室は、まだあるのかな。